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片口マンドリンアンサンブル便り(チョットの別室)





※※※※※ 「吉峰」マンクラ合宿便り('11年7月9日〜10日) ※※※※※


村磯波風 今年も暑い最中の合宿で熱中症が心配でしたが、幸い気候の障害はまったく無くてとても快適な合宿でした。
場所は立山町の山中(山麓)にある「グリーンパーク吉峰」の施設一帯です。
25人乗りのマイクロバスでお迎えにきていただきました。
この施設は私が過去に何度もお世話になっているので要領はだいたい分かります。
今回の合宿では、諸般の事情で練習場所移動しながらでしたがわりとスムーズに練習が出来ました。
成果のほどはいかに?
パート練習 今回の合宿は初日が吉峰の付帯施設「陶農館」という焼き物(陶器)を研修する場所です。
私は昨年の夏ファミリーでこの陶芸教室に来ていますので雰囲気はつかんでいます。
今年はマンドリンクラブの合宿でと言うことで何の脈絡もありませんが。
10時から早速練習です。テーマ曲の「郷愁」に始まりいきなり「山田耕作メドレー」の合奏練習に突入です。
ギターパートはかなりハイレベルの演奏を強いられます。
私は予習もお浚いもしていないので冷や汗と涙雨の連続でした。
村磯波風 1時間の合奏練習後は午前11時からパート練習で、マンドリン属ギターパートと2班に分かれました。
マンドリン属にはメロディーパートのハーモニカも加わっての練習です。
何度も何度も同じ曲を繰り返し練習すれば自然と良くなってきます。
沢山の曲をコロコロ変えながらではなく一点集中式で練習したのでしっかりと成果は見えてきました。
マンドリンパートは合宿に於いて一歩か二歩前進した人がいることは確かでとても嬉しいことです。
ただし復習を怠ると元の木阿弥になりますが・・・。
パート練習 次にギターパートの練習ですが、非常に苦しい展開でした。
今回の「山田耕作メドレー」はギター的な通常の音列で作成してないのです。
とても複雑というか、日頃使っていない指使いというか、運指と言うか、兎に角悩みます。
合宿の前にしっかり予習すべきでしたが、いろいろな要素が絡まってなかなか練習できませんでした。
反省と後悔はあまりしたくないのですが、練習不足の事はいかなる弁解も出来ません。
ギターの難しい曲はあまり選ばないでおきたいのが本音です。
午前中の練習終了後、昼食を食べるや否や直ちに三々五々練習が始まりお昼の休憩は完全に無視状態でした。
部員各位のハイテンションというかハイモチベーションというかすごいものがありした。感服。
村磯波風 さて、一夜明けた10日は午前中に合奏練習を行い午後からミニコンサートがが予定されています。
練習場所のグリンパル吉峰は木造の建物で内部はミニ体育館と研修室と実験室があります。
ミニコンサートは聴衆が十数名とやや少なめですがそれでも聞いていただくお客様に失礼にならないように真剣に演奏したことはことさら申し上げるまでもありません。
この練習場は音楽用に作ってないので音が響きすぎるというか若干残響時間が長いようです。
その所為か、マンドリン属の演奏が明瞭に聞こえて来ないのでギターとしてはとても演奏しづらかったです。
演奏場所によって楽器の配置を変えるなど、これからは臨機応変な対応も考えて生きたいものです。
演奏曲目「思い出のソレンツアーラ」「黒田節」「江戸子守唄」「郷愁」「ふるさと」「青い山脈」「見上げてごらん夜の星を」


パート練習 ミニコンサートが終わると引き続き部内発表会です。
ソロからヂュオ、トリオ、カルテット、クインテットとさまざまですが、みんな真剣です。
ギターパートは参加者全員がソロ演奏をしましたが、もともとソロ楽器なのでソロが似合います。。
マンドリンは一人(ソロ)でやる場合はそれなりの技量と楽譜が必要です。
マンドリンで無伴奏ソロ曲をしようと思ったら半年以上真剣に練習しないと難しいのではないでしょうか。
ハーモニカさんはハーモニカオーケストラ?の録音をバックにすばらしい演奏をされました。
今年も、それぞれが持てる力と練習の成果を十分発揮された部内演奏会でした。

村磯波風 おまけとして、前夜の宴会風景をご紹介します。
今年も大いに盛り上がりました。







パート練習 演奏を行った「グリンパル吉峰」









※※※※※ 「いこいの村磯波風」マンクラ合宿便り('10年7月10日〜11日) ※※※※※


村磯波風 今年は梅雨最中の合宿で雨が心配でしたが、幸い雨の障害はまったく無くてとても快適な合宿でした。
場所は婦中町の山中で細谷というところにある「いこいの村磯波風(イソップ)」です。
このお宿は過去に2回ほどお世話になっているので要領は分かります。
今回の合宿では、割合自由に練習場所をご提供いただいたので、とてもスムーズにパート練習が出来ました。
成果のほどはいかに?
パート練習 パート練習は1stマンドリン、2ndマンドリン、ドラ、ギター&ハーモニカ&ベースに分かれました。
マンドリンクラブの場合ギターはリズムセクションなので、主メロディーがまったくありません。
ですから、パート練習をしていても無味乾燥なリズムが延々と続き非常に味気ないです。
それに比べて、メロディー楽器(ギターも本来はメロディー楽器なんですが)はなんとなくうらやましいです。
パート練習2 日程表では、パート練習は午前中のみで午後からは合奏練習をすることになっています。
ところが、今回の合宿では初日の夕方に宿泊ホテルのロビーでミニコンサートをやることになりました。
ですから、午後からはミニコンサートで演奏する曲を重点に練習しました。
過去にも合宿のホテルで「夕べのミニコンサート」をしたことがありますが、今回のは全く急遽だったのでいささか不安がありました。
コンサートに演奏する曲の中からお客さんがご存知だろうと思はれる曲ばかり5曲選んで演奏しました。
コンサート 聞きに来ていただけたお客さんの数はそんなに多くなくて20人足らずでした。
でも、緊張感はお客さんの寡多ではありませんね。
私は案外ふてぶてしくてあまり緊張するほうではありませんが、どういうわけか緊張していました。
きっと演奏に自信がなかったからだと思います。
「これでもう大丈夫!」というところまで練習をしていないので当たり前のことですが。
夕食前 まあいろいろありましたが、とにかくミニコンサートは無事終わりました。
ミニコンサートが終わればいよいよお風呂です。
残念ながら、このお宿には私の大好きな露天風呂がありませんでした。
その分、じっくりくまなく頭や体を洗って部屋に帰ると楽しい夕食です。
夕食は、おいしいお料理にお酒、ビール、ワイン、冷酒など飲み放題です。
2次会 夕食が終わればいよいよ待ちに待った二次会の始まりです。
おしゃべりとフルーツお菓子とアルコールと練習中の収録ビデオ放映を鑑賞するなどさまざまです。
結局、何をお話していたかあまり記憶が無いのとあまり思い出したくないので二次会のことについてのコメントはこのくらいにしておきます。
お帰り 体も頭もなかなか目覚めようとしないのですが起きない訳には行きません。
起きてから風呂に行って朝飯を食べてようやく10時から2日目の練習です。
午後は1時から3時まで練習をしてお宿のバスで送っていただきました
皆さんお疲れ様でした、そしてご苦労様でした。
そして、もっとも過酷に良い様に使われまくった楽器さんゴメンナサイ!そしてありがとうございました。
ごゆっくりお休みください。


※※※※※ 「上市大岩」慰安会便り(09年9月12日〜13日) ※※※※※


玄関のオブジェ
演奏会も無事終わり、部員の皆さんで慰安旅行に行って来ました。
行き先は上市町大岩山日石寺境内脇にある旅館「だんごや」さんです。
玄関には数十体のお人形や動植物のオブジェが所狭しと配置してあります。
客を迎えるための心遣いと息使いが聞こえてきます。
以下掲載写真はK.Yさん提供を勝手に改作です。有難うございました。
廊下などの心遣い
また、玄関だけではなく廊下や階段、部屋の床の間、壁などいたるところに多くのの心遣いがあります。
どの作品も女将さんの優しさが伝わってきます。
更に宿の女将さんの御主人滝川邦彦さんがNHKに同行取材されたときの「シルクロード写真展」もあり、私たちの目を楽しませていただきました。
格子戸越の風景
お宿は大正時代の建築物ですが昭和二年に大改築されたそうです。
相当に歴史を感じる建物で、窓から眺める風景は私が少年だった頃にタイムスリップします。
部屋の外に見える景色はみどり一色で完全森林浴です。癒し系旅館をお求めならここですね。
岩魚コツ酒
待ちに待った楽しい夕食ですが、今夜の夕食は女将さんのサービスで岩魚の骨酒付きです。
大きな陶器の器に岩魚を入れその上から沸騰寸前まで燗をしたお酒をたっぷり注ぎます。
14名で回し呑みをし、3回以上回って来ましたが、その度に濃密な味になり気持ちも高揚してきました。
イヤー骨酒ってホントにいいですね〜。
おやど玄関
楽しかった一夜が明け、外は雨、玄関に出てお宿を見上げると何と3階建てです。
そういえば私たちはの部屋は階段を二度登ったので3階で寝たのですね。
ぶらぶらと周辺を散策して見たのですが、大岩のお宿は大体3階が多いようです。
それにしても昔の大工さんは偉い!。
12支滝
朝食を戴いたあとは隣の大岩山日石寺の参拝と見学です。
日石寺は、真言密宗大本山の寺院で「大岩不動」の通称で知られ別名・金剛不壊寺。
薄暗くて目が慣れるまで時間が掛かりましたが、本堂の中には石仏不動明王が安置されていました。
お賽銭もあげないで多くのお願い事をしてきましたが聞いていただけるかどうか。
写真は十二支滝です。
6本滝 大岩山で最も有名なのがこの6本瀧です。
立山の麓の湧水が6大(地、水、火、風、空、識)を型どった6つの蛇口から激しく流れ落ちています。
、瀧に打たれると灌頂を受け佛様と御縁を結べます。
人間の6根(目根・耳根・鼻根・舌根・身根・意根)を清浄に・・・。
そういえば富士山に登る人も「六根清浄」と唱えながら上りますね。
富士山も霊山ですからでしょうか?。
この瀧では毎年、大寒の日に寒修行が行われます。
白衣を借りればだれでも瀧に打たれ、身を清めることが出来ます。
初めの5分間ぐらいは身体が真っ青になり次第に赤みが帯びてくるそうです。
その5分を耐えられたら、あとはもう身体が温かくなって来るそうです。
私は瀧に入る勇気全く無しです。
記念写真
お寺の境内と周辺散策をしたらいよいよ帰宅です。
楽しく飲んだり食べたりした夜明けはいつもなんとなくうっすらと したボーっとした疲れが残っていますが、今日は大岩山にお参りし た所為か妙にスッキリしています。
顔はボーっとしていますが・・・。
3階建てのお宿をバックに記念撮影です

お詫び m(__)m
急な慰安旅行計画だったので今回参加出来なかった3名の方には誠に申し訳ありませんでした、次回の旅行に期待して下さい。




※※※※※ 「能登島金城温泉千寿荘」合宿便り(09年6月13日〜14日) ※※※※※


開始前の休憩 今年は従来よりやや遠出で、隣の石川県は能登島です。
車で約1時間半の行程ですが、山アリ海アリ平野アリの楽しいドライブになりました。
皆さんよくご存知のコースなのでテンデンバラバラコースで目的地に向かいました。
行くときは富山県境の氷見市はバケツをひっくり返したような土砂降りでしたが到着したときは
スッカリ晴れ上がっていました。私の平生の行いがよかったからでしょうね。
お宿はマンドリンの練習場が無いので、車で約4分のところにある空き家(元民宿)をお借りしました。
お宿ではお風呂と夕食と朝食のみで後はレストランなどでいただきました。
練習場の空き家は民宿なので、戸障子をはずし、お部屋二つを使って練習場を作りました。
写真は練習開始前のつかの間の語らいと腹ごしらえです。
指揮者入り練習風景
到着して瞬間休憩をした後は早速練習開始です。
今年は、ご指導いただいている指揮の先生にお願いしてパート練習を取り入れていただきました。
元民宿なので、部屋数がたくさんありパート練習をするには良かったと思います。
練習用イスは元食堂などにあったとおもわれる木で出来た丸椅子です。
背もたれが無いので非常に疲れます。私は一時間も座って練習していると腰と肩と背中が痛くなって来ました。
練習場は18畳の広さですが、何しろ17人の大所帯ですからギシギシです。
日頃は離れている2ndマンドリンさんがすぐ隣にいるのでいつもの練習音とは違って聴こえてきます。
パート練習では、私はギターパートしか見ていないのですが、非常に収穫がありました。
それは、およそ出来ていると思ったのですが、思ったより出来ていなかった人を発見。
それとは逆にあまり出来ていないと思ったのに思ったより出来ていた人を発見。
シッカリパート練習を見てこなかった付けが今ここに回って来ているようです。

夕食風景 練習が終わればお風呂です。極ぬるい浴槽とちょうど温度の浴槽の二つがあるお風呂の
中は音の反響たっぷり、お話も弾みますが、練習の疲れも癒されます。
夕食はたくさんのご馳走が出ていたのですが、お酒が美味しくて全部食べきれませんでした。
お席はいつも同じ人の隣では飽きが来るのではないかとの暖かい配慮でクジにしました。
同じクラブ員と言っても、年令や趣味の違いなどで話し相手がある程度固定化されます。
私としては、クラブ員は同士は誰もが縦横無尽に交流できるようになれば良いなと思っています。
日頃あまりお話したことのない方とお話するのは新鮮なお話が聞けて良い勉強の機会だと思います。
アルコールが回るに連れて次第にみんなとても明るい声と顔になり大変にぎやかになりました。
この時間だけは音楽やマンドリンのことを忘れて巷の出来事や家庭のこと職場のことについて
面白い話がどんどんいろいろ出てきます。
二次会風景
食事が終わるとまた、就寝場所兼練習場所に車で移動ですが、 幸いというかお気の毒にというか、全くアルコールを寄せつけない方が数名いらっしゃるので
運転をお願いいたしました。
練習場に戻ってからは二次会の始まりです。
二次会の会場は空き家を貸切っているのでどんな大きな音や声を出しても構いません。
楽器を弾く人々、歌を歌う人々、話し続ける人々、眠り続ける人々など様々です。
写真を見ていただけばお分かりのようにスゴイ迫力の大合唱でした。
元歌を聞いてみる (注 音楽が流れます)
私はアルコールの所為であまり記憶が定かでないので、二次会の話はこのあたりで終わります。

記念写真 一夜明けて合宿2日目は早朝9時から練習です。昔は6時半からラジオ体操をしましたが・・・。
午前中はパート練習と通し練習をシッカリやりました。
ワンステージ40分弱を緊張感を持続して通し演奏するのははっきり言って非常に苦しく難しいです。
この連続40分練習はもっともっと身体にしみこむまでやる必要がありそうです。
午後は3時半までみっちり練習をしてそれぞれ車に分乗して家路につきました。
今回の合宿で、休憩時間のコーヒー&お茶、食後のフルーツ、
宴会のおつまみ、アルコールなど、いろいろ用意いいただいた幹事さんありがとうございました。
おかげで無事終えることが出来ましたお礼申し上げます。
演奏会まで残り二ヶ月あまりとなりましたが、合宿の成果が充分に発揮出来るか否かは残り二ヶ月
をいかに過ごすかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
戴いたCDの中に合宿場前の皆んな笑顔の記念写真は10枚もありましたが、でも最後までニヒルさを装っていた人がいますさて?
写真の右角上の方はカメラマンです。(念のため)
猫が車に
能登島の朝は肌寒かったので、猫も暖かいボンネットの上で一休み
のどかな風景です。
掲載写真は三人の方のお写真から拝借いたしました。カメラマンの方々ありがとうございました。








※※※※※ 2008年6月「いこいの村富山」マンドリンクラブ合宿便り ※※※※※


刑場へ向かう囚人バス 朝9時05分宿泊施設のお迎えバスに乗り公民館前を出発。
私は、バスの中ではMDを聞きながら徐々にモチベーションを上げて行くことにしました。
写真を見ると、バスの中の部員の顔にはまだ笑顔がまられます。
そんなことで、目をつむって聴いているともう到着の合図です。
約30分後の9時35分に合宿場所の「いこいの村富山」に無事到着。
息つく暇もなく早速演奏準備に入り、10時からの練習開始に備えます。
地獄の特訓絵図
写真は、合奏練習前に行う、指と腕慣らしに余念がないマンドリンセクションの面々です。
部員は15人で先生が2人ですから総数17人になります。でも練習部屋は、16畳しかないので、非常に窮屈です。
合奏で全員がフルパワーで演奏するとものすごい音圧になり、全員がピタッと会っているときはそんなにもないのですが、バラケルと余計に感じます。
指揮者入り練習風景
いよいよ合奏練習が始まりました。
技術指導のK.H先生にはそれぞれのパートに順次入っていただき指導をお願いしました。 K.H先生には事前に楽譜を配布してなかったのですが、全て初見でスラスラです。先生ですからもちろん朝飯前かも知れませんが・・・。
練習は、午前中は洋楽を行い、午後から邦楽を行いました。
日頃から弾けていない部分はやっぱり指揮者に見つかってしまいます。
音楽に支障のない部分のミスはあまり注意されませんが、ミス・ノートやリズムのズレは厳しく叱責されます。
筆
写真は夕食後の懇親会の模様。
今回は指揮者ならびに技術顧問をお迎えしての合宿になったので非常に中身の濃いものになりました。
今年は技術指導のK.H先生の素晴らしいマンドリン独奏も堪能致しました。 また、当クラブの指揮者は演奏の際の指揮技術もさることながら会話に伴うパフォーマンスが素晴らしいです。
さらに指揮の先生は歌がお上手なので歌唱指導付きでいろいろな歌を教えて下さいました。
楽しい時間はアットいうまに過ぎて行き、ついに日付変更線を超えてしまいました。
プ
苦しくも楽しかった合宿が終わりバスを待つ間も、気持ちは既に家です。
音楽指導のM.K先生ありがとうございました。技術指導のK.H先生にはご芳志までいただき重ねてありがとうございました。
準備に奔走された事務局長M.Mさん並びに補佐のN.Mさんありがとうございました、そしてご苦労様でした。
過分なるご芳志をいただいたH.Kさん、多くの飲食物をいただいたK.Yさんありがとうございました。
お忙しい中参加された部員の皆さん御苦労様でした。
合宿に快く送り出して下さったご家族の方々ありがとうございました。部員一同心より感謝いたしております。


※※※ 2007年のマンドリンクラブ合宿は石川へGO! ※※※

お宿全景 今年も合宿に行って来ました。
行き先は、石川県 かんぽの郷白山尾口です。
昨年は6月の合宿でしたから丁度一年ぶりです。
出発時は小雨でしたが道中は雨も降らず、天候にも恵まれとても心地よいドライブでした。
お宿の皆さんはとてもやさしい方たちなので、とても気持ちよく過ごせました。
そして練習場所は、お宿併設の体育室ですが、体育室と言っても卓球を主体とした体育室なのであまり広くなくて、普通の体育館の4分の一ほどです。
ですから、私達13人が練習するには丁度良いピッタリ空間でした。
初日午前中の練習中の外は、大きな雷雨だったのですが、防音がしっかりしていて雨音も気になりませんでした。
でも皆さんが手にしているマンドリンやコントラバスはスチール弦ですから、正直、落雷が怖かったです。
練習風景
右の写真は練習風景です。
写真でお分かりと思いますが、フローリングは木で出来ていますからとても気持ちが安定します。
ウォールも無駄な色など使ってなくてとても落ち着いた雰囲気です。
天井も二階部分までの吹き抜けで、圧迫感もなく非常に開放的空間で、のびのびとして、開放感があります。
音響環境としてはなかなか良かったのではないかと思います。
ただし、ミニ演奏会の場所はこの体育室よりも空間キャパシティーが大きいので、音がお客さんに十分伝わるか心配です。
エントランスホールは、応接イス、土産の洋品、壁材、空間など音を吸収する材料がとても豊富です。
練習場所と演奏発表のシチュエーションにおいて、落差がひどいと演奏がバラバラになり、相当悲惨なものになります。
oguti3
一日の練習のあとはやはりお風呂ですね。
お風呂は露天風呂もあり中風呂もあり、中には浴槽が三つあります。
サウナももちろんありました。
一泊二日で、3度お風呂に入ったのですが、私としては少ないほうです。
スケジュール的には結構過密と言うか、充実と言うか、ハードと言うか、体育会系の合宿でした。
お風呂タイムは1時間ほどで、露天風呂も内風呂も十分に堪能致しました。
お風呂の中で、趣味の合う仲間とゆっくりお話し、汗と疲れを流す至福の一刻はまたたく間に過ぎます。すでに来年が待ち遠しいです。
豪華な夕食 さて、お風呂の後はといえば、楽しい夕食です。
このお宿の夕食は懐石料理方式で、一定時間間隔でご馳走が運ばれてきます。
私は、貧乏人だからか、御膳に料理が一気に並べられている方が楽ですし、安心です。
懐石料理は食べているときは、お腹の満腹感はないのですが、後で効いてきます。
夕食の後に控えているのが部員の待ちに待った、「部内発表会兼独奏コンクール」です。
この日のために寝食を惜しんで練習した方はいらっしゃらないと思いますが・・・。
夕食時には眼鏡紛失騒動もありましたが、夜中の午前0時頃に発見されました。めでたしめでたし。
写真は思い切って縦長構図にしてみました。昔の映画みたいでなかなかいいでしょう!。
私は、練習を十分にして、完璧に暗譜していたはずでしたが、結果は散々でした。慙愧の念を禁じ得ません。あゝ「涙」
ただ一人、意気消沈の私を除けば、演奏し終わったあとの部員の笑顔がとても晴れやかでうれしくなって来ます。
この発表が終わってやっと、アルコール付大反省会の始まりです。
ハードな練習の疲れも見せず、この反省会は延々日付が変わるまで続きました。
しかし、忍び寄る睡魔には勝てず、一人減り、二人減りして、そしてだれも居なくなりました。(アガサクリスティーか?)
アウシュビッツ?
宿泊したのはホテルの本館ではなく、付属施設のコテージです。
中にはお風呂も、台所も冷蔵庫もテレビもあり、それに、ロケーションというか、窓外の風景は緑一色で、あと食物さえあれば天国のような生活が出来ます。
宿泊施設のコテージはすべて木で出来ていますから温かみはあるし、落ち着きもあるしすばらしいです。
ただし、ホテルからコテージに続く渡り廊下は、ドイツがかってポーランドに作ったアウシュビッツ収容所のようですね。
まあ、合宿ですから、部員にとっては収容所見たいなものですかね。
誰かが、一番奥のコテージはガス室かも・・・、と言っていたのが耳に残って、印象的です。
掲載写真の、下の小さいほうは、実際のアウシュビッツ収要所のガス室への通路です。
そのコテージでの一夜は程よい疲れと、過度のアルコールで熟睡・爆睡でした。
新聞記事より
お宿のエントランスホールをお借りしてのミニ演奏会は、翌日の朝刊に写真入りで掲載されました。
自分達のクラブ活動が新聞に載ったのは初めてなので、みんなでわいわいがやがや言いながら読みました。
新聞屋さんは私達に取材もしないのにちゃんとまとめて書いてありました。さすがプロです。
「記事を読んで、講釈師見てきたような嘘を言い」なんて川柳を思い出してしまいました。
この新聞社は石川県内のみならず、社名を変えて、当県にも新聞社と販売網を持っておりその新聞にも同じ記事が掲載されていました。
倶楽部の活動が新聞記事になったりすると、頑張らねばとか、社会に対する責任的なものを感じます。
人に聞いていただいても恥ずかしくない、自信の持てる演奏ができるまで、まだまだですが、それまではくじけないでしっかり練習して行こうと、決断した今回の合宿でした。

最後になりましたが、かんぽの郷の職員の皆さん、講師の方、幹事長さんなどいろいろな方々の温かいお心遣いのおかげで楽しく無事に終えることが出来ました本当にありがとうございました。
部長並びに部員一同心より感謝申し上げます!


※※※ 2006年のマンドリンクラブの合宿はあわすの平へGO! ※※※

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ミレット全景 今年も合宿に行って来ました。
行き先は昨年と同じ富山市あわすの平スキー場の平井山荘さんです。
昨年は10月の合宿でしたが、今年はいろいろの行事の関係で、6月にしました。
雨も降らず、天候にも恵まれとても心地よい合宿になりました。
お宿の皆さんはとてもやさしい方たちなので、とても気持ちよく過ごせました。
そして練習場所は、お宿から歩いて1分余りのところにある同スキー場の多目的センター「ミレット」です。
「ミレット」はNPO法人で運営されていおり、全部木で出来ており、とても温かみのある空間です。
でも、標高603メートルのところにある「ミレット」は、6月でも朝晩は少々涼しく感じました。
練習風景
右の写真は練習風景です。(I.Kさん提供)
昨年は9名だったのですが、今年は13名と大幅に増えて、練習場所の確保もだんだん大変になってきました。
「ミレット」の中のテーブルなどを片付けて十分に利用させていただきました。
練習は個人練習、基礎練習、合同練習と時間分けして行いました。
基礎練習としては
1 音階練習(音をつなぐ練習)
2 デュナーミク(強弱)の練習
3 移弦の練習
4 手や腕の振り方の練習
をしたようです。(コンマスより聞き書き)
合宿で上達するんなら、年に何回も合宿練習すれば手っ取り早いかも知れませんが、合宿は単なるきっかけで、上達には、やはり自宅個人練習しかないんだろうなと密かに思っています。
ウェルサンピア全景
一日の練習のあとはやはりお風呂ですね。
お宿のお風呂に、総勢13名が一同にお風呂に入るのはやはり無理があるので、近くの厚生年金センターのお風呂へ行きました。
ここのお風呂は、6種類のお風呂がありバラエティーに富んでいます。
お風呂タイムは1時間たっぷりで、露天風呂も十分に堪能致しました。
お風呂の中で、ゆっくり仲間とお話し、汗と疲れを流す、至福の一刻はまたたく間に過ぎます。来年が待ち遠しいです。
豪華な夕食
長く厳しいながらも楽しい練習が終わったあとの楽しみはやはり夕食ですね。
昨年は10月中旬だったので、山菜の中でも、苔づくしでしたが、今回は、春の山菜づくしでした。
根曲がり竹、片葉、うど、こごみ、からし菜、わさび、野カンゾウ、ワラビなどなどでした。
酢の物、てんぷら、和え物、煮物など、素材の味を生かしてあり、とてもおいしくいただきました。
チョット多すぎて全部食べきれない人もいたようですが。
夕食の後に控えているのが部員の待ちに待った、「部内発表会兼独奏コンクール」です。
この日のために寝食を惜しんで練習した方はいらっしゃらないと思いますが・・・。
演奏し終わったあとの部員の笑顔がとても晴れやかでうれしくなって来ます。
この発表が終わってやっと、アルコール付反省会の始まりです。
ハードな練習の疲れも見せず、この反省会は延々日付が変わるまで続きました。
ラジオ体操
明けて翌朝?は6時起床です。そして6時30分からはラジオ体操です。
体操が終わればお宿の周辺を散歩して、山の新鮮な空気とすがすがしい雰囲気を満喫しました。
昔は私の住む村も家の周りは杉木立だったし、家の前には川も流れておりのどかな田園風景が広がっていたんですが・・・。
今は、このスキー場周辺でも熊が出るそうで、野生の動物も次第に都会化してきたのかなと思いました。
散歩が終われば朝食です。これもまたボリュームたっぷりでしたが、普段の朝食と違い、大勢で食べるので何とか全部食べきりました。
このあと8時30分から午後3時までみっちり練習をしたことは言うまでもありません。
帰宅準備
さて、苦しい合宿も終わってみれば楽しい合宿に早替わりです。、
もう、来年の計画を胸に描いている人がいます。
来年のコンクールはノーミスでがんばるぞ。
もっと難しい曲にチャレンジするぞ。
もっとお酒を飲むぞ。
もっと厳しくしてほしいな。
もっと高価な粗品がほしいな。


最後になりましたが、平井山荘の皆さんさん、ケーキ名人のI.Kさん、幹事長さんやいろいろな方々の温かいお心遣いのおかげで楽しく無事に終えることが出来ました本当にありがとうございました。
部員一同より